障子の種類によって測り方

具体的には、以下の 3 つのポイントに注意が必要です。

 

1. 障子の枚数: 引違い障子は 2 枚以上の障子が組み合わされているため、幅を測る際は、すべての障子の幅を合計する必要があります。片開き障子は 1 枚の障子なので、1 枚の幅を測ります。
2. 枠の構造: 障子の枠は、種類によって構造が異なります。例えば、引違い障子の枠は、上下左右の枠材で構成されていますが、片開き障子の枠は、左右の枠材と上部の枠材で構成されています。そのため、枠の厚みを考慮する際には、それぞれの構造に合わせて測る必要があります。
3. 設置場所: 腰窓障子や欄間障子は、窓や欄間などの開口部に設置されます。そのため、幅と高さを測る際は、開口部のサイズに合わせて測る必要があります。

 

以下に、それぞれの障子の種類別の測り方を詳しく説明します。

 

1. 引違い障子

 

• 幅: 2 枚の障子の幅を合計して測ります。
• 高さ: 障子の枠の上部、中央、下部の 3 箇所で高さを測り、最も短い値を障子の高さとしてください。
• 枠の厚み: 障子の枠の上部、左右、下部の厚みをそれぞれ測ります。

 

2. 片開き障子

 

• 幅: 1 枚の障子の幅を測ります。
• 高さ: 障子の枠の上部、中央、下部の 3 箇所で高さを測り、最も短い値を障子の高さとしてください。
• 枠の厚み: 障子の枠の左右と上部の厚みをそれぞれ測ります。

 

3. 腰窓障子

 

• 幅: 窓の幅に合わせて測ります。
• 高さ: 窓の高さに合わせて測ります。
• 枠の厚み: 障子の枠の上部、左右、下部の厚みをそれぞれ測ります。

 

4. 欄間障子

 

• 幅: 欄間の幅に合わせて測ります。
• 高さ: 欄間の高さに合わせて測ります。
• 枠の厚み: 障子の枠の上部、左右、下部の厚みをそれぞれ測ります。

 

補足:

 

• 障子の枠の厚みは、障子のサイズから引く必要がある場合があるので、正確に測りましょう。
• 測った寸法は、メモ帳などに記録しておきましょう。
• 測定結果が正しいか、再度確認しましょう。

これらのポイントを踏まえて、正確に測定することで、新しい障子を注文したり、既存の障子を修理したりすることができます。もし、自分で測るのが不安な場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。